主催一般社団法人 技術知財経営支援センター(MOT-IP)
日時平成 28 年 6 月 25 日(土)13:00~17:00 交流会:17:30~19:00
場所住友化学参宮寮
概要13:00~13:05 挨拶 MOT-IP 代表理事 秋葉恵一郎氏
13:05~13:15 開講にあたって MOT-IP セミナー担当理事 福井寛氏
13:15~14:05 シニアの起業と稼ぎ方 講師:青島利久氏 あすなろ経営企画代表
14:05~14:55「会社人間」から「フリーランス」への転身 講師:沢木至氏 沢木技術士事務所代表
15:10~16:00 わがままに生きよう 講師:高晶氏 ニーケーコンサルティング㈱ 、ニーケーフーズ㈱ 代表取締役
16:05~17:00 フリーディスカッション

フリーディスカッション風景

左より、福井寛氏、青島利久氏、沢木至氏、高晶氏。

各講義のトピックスと所感

シニアの起業と稼ぎ方 講師:青島利久氏

中小企業診断士の視点より、多くの助言をいただいた。特に、

  1. 稼いでいる人と交流する
  2. 自分を紹介してくれる人を持つ
  3. メンター(助言者、師匠)

を3人以上持とう、という助言は参考になった。

また、記憶に残る言葉として「技術・技能の向上が稼ぐ人の受注の取り組み」、稼ぐ人のものの考え方として「プラス思考、周囲に感謝する、新しいことに挑戦する、好きなことに集中する」、さらに「努力目標と必達目標を持つ」という点は、重要だとも思った。運勢(六星占術)を味方にする行動、はこういう取り組みもいいかもしれないと思うところがあった。

「会社人間」から「フリーランス」への転身 講師:沢木至氏 沢木技術士事務所代表

同じ技術士の視点よりいくつかの指摘をいただいた。
会社の場合は会社に対する責任という一方向であるが、技術士はお客様など全方位の自己責任を持っている、また、収入は人脈であり網を張ることが大切、という指摘は共感するものがある。
フリーランスはライフスタイルであり究極の自己実現、運・縁・恩を大切にして人事を尽くして天命を待つ、情けは人の為ならず、自分への投資はけちらない、などあらためて意識しなおす指摘も多かった。

わがままに生きよう 講師:高晶氏

中国東北地方のご出身。高校で来日し、経済博士号を取得され、複数の会社のオーナーとなっておられる。何もないところから成功をつかみ取っている方の情熱と行動力を感じるセミナーだった。
「わがままに生きる、ということは、責任を持つ生き方」「成功の秘訣を教えてほしい、どうすれば夢を実現できるか、とよく人に聞かれますが、まず、やってみることです。ウォルトディズニー」「危機意識は成功を妨げるものではなく、成功するために必要なもの」「失敗→壁→打開策。間違っていると解っているのに修正しないのは間違っている。」「努力は持続なり、維持は退歩なり。」などいろいろな言葉を紹介してくださり、まずはやってみましょう、というメッセージを強く感じた。

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